blogレモン便り

2018年04月10日

芽吹き

葉桜の美しい季節となりました。レモン畑では紫色の新芽が出始め、花芽も日々ふっくらと成長しています。弱々しく見えた葉は色艶が随分と良くなり、凛と立ち上がった枝葉に植物の逞しさを感じます。

丸い花芽はピンク色のつぼみに成長し、真っ白な花が咲きます。剪定作業で忙しく、桜のお花見はできませんでしたが、来月にはレモンのお花見を楽しみたいと思います。

最近は剪定作業を優先して進めていましたが、そろそろ草刈作業も始めなければならないので、合間合間で少しづつ出荷作業も再開しようと思います。少量づつ在庫数を更新しますので、時々WEBショップを覗いて頂けますと幸いです。

2018年03月16日

レモン畑の様子

厳しかった寒さが嘘のように暖かくなり、レモン畑はすっかり春めいてきました。1月から2月にかけての強烈な寒波により大打撃を受けたレモン畑ですが、凍傷被害を受けたレモンについて質問されることが多いので参考までに画像を載せておきます。

樹上で凍ってしまったレモンの実は、時間の経過とともに水分が抜けて枯れてゆきます。寒さに耐えた果実は、暖かくなるにつれ皮に張りが戻り、果汁はぐっと濃厚になります。

見た目は大丈夫そうでも、切ってみると中の果汁が抜けているレモンもあります。このようなレモンは、手に取った時の重さで大体わかりますが、部分的に果汁が少なくなっているものは切ってみないとわかりません。

低温によって葉は落葉し、枝は先端から枯れ込みます。一見すると枯死してしまいそうですが、枯れ枝に交じってしっかりした緑の枝葉があれば一安心です。4月になるとたくさんの新芽が出始め、美しい新緑で私たちの目を楽しませてくれることでしょう。

痛々しいレモンの姿を写真に撮るのはとても辛いことですが、栽培現場の現実としてこのような側面もお伝えできればと思いました。越冬レモンに、より一層愛情と親しみをもって頂ければ幸いです。

2018年02月11日

Lemon Drizzle Cake

1月下旬から2月上旬にかけて凍えるような寒さが続き、多くのレモンが凍傷被害にあってしまいました。凍傷にもいろいろあり、果皮が凍って枯れていくものや、見た目は大丈夫そうでも、中の果汁が凍ってしまい徐々に枯れていくものもあります。あまりに長く低温が続き、現時点では出荷可能なレモンの判別がつき難いので、もうしばらく様子を見たいと思います。お待ち頂いている皆さんにはご不便をおかけしますが、どうぞ気長にお待ち頂ければと思います。

そんな中、いつも豊島レモンをお店で使って下さっている群馬県のパン屋さんが、凍傷で果汁が苦くなってしまったレモンで Lemon Drizzle Cake というお菓子を焼いてくださいました。

ケーキの生地にすりおろした皮を使い、果汁は焼き上がり後に生地に塗るシロップとアイシングに使用されたそうです。果汁の苦みは全く感じられず、とっても爽やかで甘酸っぱいケーキに生まれ変わりました。さすが職人さんです。「豊作も不作もみんなでシェアできるような世の中になると良いですね」という優しいお言葉と、美味しいレモンのお菓子にたくさん元気をもらいました。ありがとうございました。

豊島レモンをたっぷりと使用したこちらのケーキは、ホワイトデーに合わせて販売を予定されているそうです。その他にも、お店には原材料にこだわった素敵なパンがたくさん並びます。お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください!

THE BAKERY(ザ・ベーカリー)
群馬県桐生市相生町3丁目591−2

2018年02月10日

「豊島レモンと塩こうじの教室」報告

寒波の到来で開催が危ぶまれた「豊島レモンと塩こうじの教室」ですが、寒さをしのいだ一部のレモン畑で無事開催することができました。普段レモン畑を訪れる機会のない方々にとっては、樹になっているレモンがとても新鮮だったようで、皆さん楽しそうに気に入ったレモンを手に取り収穫されていました。生産者としては、レモンに興味を持っていらっしゃる方々と直接お話ができる素晴らしい機会となり、私たちのレモン栽培に対する思いをお伝えできて大変充実した時間となりました。

レモン畑の次は、採りたてのレモンを使ったお料理教室。講師の宮島草子さんに塩レモン・塩こうじ・みりんレモンを美味しく仕込むコツを伝授して頂き、ご自身の体験談を交えて食と身体の繋がりや発酵食が体にもたらす変化など興味深いお話もたくさん聞かせて頂きました。豊島天日塩ファームの門脇さんも立ち寄ってくださり、原材料の生産者から直接お話が聞ける、楽しいお料理教室となりました。

そして、お待ちかねのお食事タイム!ゲストハウスmammaさんが用意して下さった素敵なお料理はこちら。塩麹漬け蒸し鶏、塩レモンのケークサレ、豊島産タコマリネ、レモンピクルス、野菜の塩麹スープ、豊島の棚田米にレモンの海苔佃煮を添えて。宮島さんが大豆栽培から始めて作り上げたお味噌と、tilのレモン胡椒も薬味として登場しました。デザートのレモンぜんざいには、草子農園の自然栽培大豆の粗挽きな粉とレモンの皮をおすりおろしてトッピング。さらにレモンをきゅっと絞ると、香ばしい香りと爽やかな香りが混ざり合い、美味しい~!!という声があがりました。

盛りだくさんの内容で開催されたレモン教室。ご自身で仕込んだ発酵食と一緒に、日々の食事にレモンを取り入れるヒントもお持ち帰り頂けたのではと思います。

やはり食というものは、生産する人、料理する人、食べる人、みんなが繋がることで安心が生まれ、お互い支えあうことで成り立っていくものだと再認識しました。今回ご参加下さった皆さん、ご協力下さった皆さん、本当にありがとうございました!

2018年01月25日

レモンシャーベット

昨日からの強烈な寒さで、残念ながら今年もレモンが凍傷被害を受けてしまいました。今朝、畑でレモンを切ってみると、なんと中がシャーベット状に!ほんのり甘くて美味しいといえば美味しいですが、解けた後は皮の苦みが果汁に移り、いつもの爽やかで優しい酸っぱさはなくなってしまいます。この寒さでは、仕方がありませんね。

レモン畑は島内に分散しており、海に近く標高の低い場所にある畑のレモンは一見したところ大丈夫そうなものもありましたが、時間が経ってみないとわかりません。一日も早く寒さが落ち着いて、レモンが元気になりますように・・・。

2018年01月16日

「豊島レモンと塩こうじの教室」その➁

昨日は、会場となるゲストハウスmammaさんで、レモン教室でお出しする食事の打ち合わせをしました。

お料理を担当して下さるmammaスタッフの方がいろいろと試行錯誤して下さり、とても素敵なメニューになりました。詳しい内容は当日のお楽しみですが、豊島レモンがたっぷり使われるのはもちろんのこと、てしま天日塩ファームさんのお塩で仕込んだ塩糀、豊島で生まれた自然卵ヨベルさんの卵、豊島産一番海苔やタコなどなど、豊島の旬の食材を使ったシンプルで身体に優しいお料理です(グルテンフリー!)。

1月27日(土)に開催予定のレモン教室は、まだ空きがありますので、是非この機会に美味しい冬の豊島にお越しください。

2018年01月11日

寒波到来

今朝は年明け一番の寒さ。唐櫃岡のレモン畑では一日中霜がとけず、冷たい風がレモンの樹々を揺さぶっていました。明日明後日は、気温が氷点下になる予報で、なんとも落ち着かない気分です。

先日、寒さでとても柔らかくなってしまったレモンを搾って飲んでみました。その濃厚な味と、酸味の後に広がる甘みにびっくり!冬野菜が甘いのは、自らを寒さや霜から守るために糖分やミネラルなどの物質を増やすからだそうです。同じように、レモンも凍らないよう頑張っているんですね。

只今出荷中のレモンは厳しい寒さを経て少し果皮が柔らかくなっていますが、この時期ならではの濃厚な味が楽しめます。少々小ぶりな寒締め(!?)豊島レモン、是非おためしください!

2017年12月26日

「豊島レモンと塩こうじの教室」その①

黄色く色づいた豊島レモンを使って、塩レモン&みりんレモン、そして塩こうじを仕込みました。お塩はもちろん、てしま天日塩ファームさんの粗塩。こだわりの麹とみりんは、まるみ麹さんの生麹と三州三河みりん。1月に開催予定の教室で仕込むレシピの原料と分量そのままに作っています。レモンの黄色、麹の白、みりんの飴色と、素敵なトリコロールになりました!約一か月後の完成がとても楽しみです。

料理教室の講師を務めてくださる宮島草子さんのウェブサイト(FBページ)を掲載したので、是非ご覧ください。自家製大豆を使った味噌作りに加え、今ではお醤油まで手作りしていらっしゃるそうです。地元の津久井在来大豆の栽培を通して地域活性化に取り組み、関東方面では様々なイベントを開催していらっしゃいますが、西日本でのお料理教室開催は初めて。発酵食の魅力や、アレルギー発症から学んだ「食の大切さ」など、興味深いお話を聞かせて頂きます。

草子農園 https://www.facebook.com/comecafe.jp

2017年12月13日

とても寒い冬

今夜も豊島では暴風が吹き荒れ、ビュービューという風の音を聞くと、枝先で振り回されているレモンが頭に浮かびます。秋から冬が旬のレモンですが、寒さには弱く低温が続くと実が凍傷を受けたり、木が枯死してしまうこともあります。豊島レモンは樹上で冬を越すため、積雪や低温が続くことで出荷ができなくなってしまいます。

気象庁は、2011年以来6年ぶりに「ラニーニャ現象が発生しているとみられる」と発表し、今冬の寒さに注意喚起しました。レモン栽培を引き継ぐ前、2011年から2012年にかけての冬は、豊島でも雪が降り積もり、レモン畑は甚大な被害を受けたそうです。2016年の1月にも非常に強い寒波の襲来を受け、一晩でレモンの果実が凍結してしまいましたが、気候の影響は避けられないので受け入れるしかないですね。全国の農家さん、一緒に頑張りましょう!

無事に冬を越せることを祈るばかりですが、厳しい冬になることが予想されますので、ご注文はお早めにお願いいたします。

2017年11月26日

レモンの塩

豊島レモンを使った素敵な新商品ができました。てしま天日塩ファームさんが作る「レモンの塩」です。

てしま天日塩ファームさんでは、太陽と風の力だけでじっくりと時間をかけてお塩を作っています。そのお塩に豊島レモンの果汁をたっぷりと染み込ませ、さらに天日干しをして仕上げています。試行錯誤を重ねて出来上がったレモンのお塩は、濃縮されたレモンの酸味と甘みが天日塩の旨みと混ざり合った、何にでもかけたくなる美味しさです。

生産者の門脇さんご夫妻が、良いものを作ろうと日々試行錯誤されている姿を近くで見ていたので、「レモンの塩」が完成し、豊島レモンWEBショップでも取り扱いをさせて頂けることをとても嬉しく思っています。

いつも眺めている瀬戸内海からできたお塩と一緒になったレモンは、いったいどんな気持ちでしょうね。豊島産天日塩と豊島レモンのハーモニーを、是非ご賞味ください。

※「レモンの塩」は出来上がる迄に時間がかかる為、在庫が限られています。豊島レモンWEBショップでは少数のお取り扱いになりますので、お早めにご注文ください(品切れになった場合は次の入荷までしばらくお待ち頂きます)。