blogレモン便り

2023年01月15日

寒波とレモン

ここ最近、季節外れの暖かさが続いていましたが、「大寒」となる1月20日頃から強い寒気が西日本にも流れ込む予報となっています。 まさに暦通りですね。

レモンは寒さに弱く、氷点下に長時間さらされると、樹に生った状態で凍ってしまい、樹が枯死してしまうこともあります。更に強い寒気が流れ込む24日までに、 標高が高い場所にある園地からできるだけ多くのレモンを収穫して搾汁する予定です。

畑には黄色く熟したレモンだけでなく、これから成長する幼果も多く実っています。 比較的寒波の被害を受けにくい園地もあるので、どの場所のレモンをどの程度残すのか・・・、実が凍ってしまうと樹を痛めてしまうため、本当に悩ましいところです。

今年は、新しく栽培し始めたビラフランカという品種のレモンがやっと実をつけ始めました。お尻の突起が大きくて、可愛らしい形をしています。若い樹は寒さの影響を受けやすいので、これらの実も全て収穫してしまいます。

現在の天気予報を見る限り、今年も寒波による凍害を免れそうにありません。被害の程度によっては、今期の出荷は終了となる可能性もありますので、黄色いレモンをお求めの方は、是非お早めにお申し込みください。

最後に、心配そうに(?)レモン畑を見つめるピーノ君(tilの看板犬)。みんなで頑張って収穫するから大丈夫だよ!