blogレモン便り

2018年02月10日

「豊島レモンと塩こうじの教室」報告

寒波の到来で開催が危ぶまれた「豊島レモンと塩こうじの教室」ですが、寒さをしのいだ一部のレモン畑で無事開催することができました。普段レモン畑を訪れる機会のない方々にとっては、樹になっているレモンがとても新鮮だったようで、皆さん楽しそうに気に入ったレモンを手に取り収穫されていました。生産者としては、レモンに興味を持っていらっしゃる方々と直接お話ができる素晴らしい機会となり、私たちのレモン栽培に対する思いをお伝えできて大変充実した時間となりました。

レモン畑の次は、採りたてのレモンを使ったお料理教室。講師の宮島草子さんに塩レモン・塩こうじ・みりんレモンを美味しく仕込むコツを伝授して頂き、ご自身の体験談を交えて食と身体の繋がりや発酵食が体にもたらす変化など興味深いお話もたくさん聞かせて頂きました。豊島天日塩ファームの門脇さんも立ち寄ってくださり、原材料の生産者から直接お話が聞ける、楽しいお料理教室となりました。

そして、お待ちかねのお食事タイム!ゲストハウスmammaさんが用意して下さった素敵なお料理はこちら。塩麹漬け蒸し鶏、塩レモンのケークサレ、豊島産タコマリネ、レモンピクルス、野菜の塩麹スープ、豊島の棚田米にレモンの海苔佃煮を添えて。宮島さんが大豆栽培から始めて作り上げたお味噌と、tilのレモン胡椒も薬味として登場しました。デザートのレモンぜんざいには、草子農園の自然栽培大豆の粗挽きな粉とレモンの皮をおすりおろしてトッピング。さらにレモンをきゅっと絞ると、香ばしい香りと爽やかな香りが混ざり合い、美味しい~!!という声があがりました。

盛りだくさんの内容で開催されたレモン教室。ご自身で仕込んだ発酵食と一緒に、日々の食事にレモンを取り入れるヒントもお持ち帰り頂けたのではと思います。

やはり食というものは、生産する人、料理する人、食べる人、みんなが繋がることで安心が生まれ、お互い支えあうことで成り立っていくものだと再認識しました。今回ご参加下さった皆さん、ご協力下さった皆さん、本当にありがとうございました!