1月下旬から2月上旬にかけて凍えるような寒さが続き、多くのレモンが凍傷被害にあってしまいました。凍傷にもいろいろあり、果皮が凍って枯れていくものや、見た目は大丈夫そうでも、中の果汁が凍ってしまい徐々に枯れていくものもあります。あまりに長く低温が続き、現時点では出荷可能なレモンの判別がつき難いので、もうしばらく様子を見たいと思います。お待ち頂いている皆さんにはご不便をおかけしますが、どうぞ気長にお待ち頂ければと思います。
そんな中、いつも豊島レモンをお店で使って下さっている群馬県のパン屋さんが、凍傷で果汁が苦くなってしまったレモンで Lemon Drizzle Cake というお菓子を焼いてくださいました。
ケーキの生地にすりおろした皮を使い、果汁は焼き上がり後に生地に塗るシロップとアイシングに使用されたそうです。果汁の苦みは全く感じられず、とっても爽やかで甘酸っぱいケーキに生まれ変わりました。さすが職人さんです。「豊作も不作もみんなでシェアできるような世の中になると良いですね」という優しいお言葉と、美味しいレモンのお菓子にたくさん元気をもらいました。ありがとうございました。
豊島レモンをたっぷりと使用したこちらのケーキは、ホワイトデーに合わせて販売を予定されているそうです。その他にも、お店には原材料にこだわった素敵なパンがたくさん並びます。お近くにお越しの際には是非お立ち寄りください!
THE BAKERY(ザ・ベーカリー)
群馬県桐生市相生町3丁目591−2