一雨ごとに暖かくなり、レモン畑では可愛らしい野花が地面を覆い、レモンの春芽が芽吹き始めました
厳しい寒波で凍害を受けたレモンは樹上で朽ち、寒さを乗り越えたレモンはその後もゆっくりと成長しています。 畑に残るレモンは僅かですが、明後日から数量限定でレモンのご注文を承ります。冬を乗り越えたレモンの皮には 多くの傷や、寒さによる斑点などもありますが、果汁は濃厚に、皮も苦味が 少なく食べやすくなっています。季節によって変化する味と香りとお楽しみ頂ければと思います。
毎冬、幾本かのレモンの樹は寿命を迎えるので、春になると新しい苗木を植え付けます。今年はレモン(ビラフランカ)に加え、柚子とベルガモットも植えてみました。柚子は寒さに強いので防風林として風当たりの強い場所に植えています。ベルガモットはアールグレイ(紅茶)の香りづけに使われる柑橘です。果実が収穫できるようになるまでには3~4年、しっかり成長するようお世話を頑張ります。
ところで、ピーノ君のお散歩コースでは梅や桃、桜の花が次々と咲き、私たちの目を楽しませてくれています。お花見よりもクン活に忙しいピーノ君は、どうやら地面のにおいで春を感じているようです。