blogレモン便り

2021年05月16日

早い梅雨入り

例年にない早い梅雨入りとなった四国地方。花盛りのレモン畑では、雨の合間に蜜を求めて様々な虫が行き交います。受粉を手伝ってくれる虫達に加え、この時期には毒針を持った毛虫もレモンの若葉を食べているので、農作業時には注意が必要です。

年明けの寒波によって多くのレモンの樹が傷みましたが、被害が比較的軽かった園地では、例年のようにたくさんの花が咲いています。

一方で、被害が大きかった園地では、落葉して枝だけになった樹々にやっと若葉が目立ち始めました。

来期のレモンの収穫量は少なくなることが予想されますが、今まで多くの恵みを分け与えてくれたレモンの樹々には、自然のサイクルに合わせてゆっくりと回復してもらいたいと思います。コロナ禍が続く中、恵みの雨がすべての癒しとなりますように。