本日、やっと豊島にも恵みの雨が降り注ぎました。猛暑が続く中、二週間以上全く雨が降らず、レモンの葉が乾燥で巻き始めていたところでした。
今年は今までにない凶作で、多くの花が結実せずに落ちてしまいました。特に凍傷被害を受けたレモン畑の実は数える程で、僅かでも収穫できることのありがたさを改めて感じています。
冬に凍傷で枯れてしまったレモンは、樹上で干からびて真っ黒になりました。来シーズンは寒波が来ませんように・・・と祈りつつ、枯れた枝を除去しています。
今年はカミキリムシの枝の食害をよく見かけます。カミキリムシは放っておくと幹に穴をあけて産卵し、幼虫は幹の中を食い荒らして樹を枯らしてしまいます。この昆虫だけは見つけ次第捕殺するのですが、レモン畑を囲む山からも飛来するので、捕りきることは不可能です。レモンの樹が樹勢を強く保つことができれば、このような被害は減るそうなので、樹が元気になるようにこれからもお手伝いを頑張りたいと思います。